AviUtlの入出力機能拡張(2003/11/25更新)



  AviUtlは、「AviUtlプラグイン」というソフトを使って機能を拡張できます。
  ここでは、AviUtlの入力と出力のプラグインにより映像フィルタ以外の機能を拡張してみましょう。



  まずは、AviUtlがWindows Media Video(wmv)を読み込めないので、Direct Show Filterを利用して読み込めるようにします。

  天地無用メーリングリスト にある「DirectShow File Reader プラグイン for AviUtl

  これを利用すれば、Windows Media Video 9やQuick Time Movieなどが読み込めるようになります。
  Windows Media Playerで再生できるファイルをほとんど読み込めるようになりますが、MPEG2の再生フィルタによっては、
  不具合が出るようです。また、AviUtlで映像として扱えるだけで、Quick Time(movファイル)などにエンコードはできません
  あくまで、映像データとして読み込むだけです。
  

  また、音声も読み込めるようになります。
  しかし、DirectShowが安定しにくいので、コマ落ちや残像や音ブレといった不具合が多発する可能性があります
  注意してください。



  次に、MPEG2を読み込むためにDVD2AVIかMPEG-2 VIDEO VFAPI Plug-Inを用意しましょう。
  両方ともVFAPI経由でAviUtlに映像を送ります。ここでは、MPEG-2 VIDEO VFAPI Plug-Inが簡単で高性能なので利用します。

  まるも製作所 にある「MPEG-2 VIDEO VFAPI Plug-In

  MPEG-2 VIDEO VFAPI Plug-Inの設定に関しては、当サイトMPEG-2 VIDEO VFAPI Plug-Inの使い方をご覧ください。
  MPEG2を読み込めるようになれば、D-VHSキャプチャしたファイルやMTV2000でキャプチャしたファイルを
  AviUtlの編集機能を用いて操作できます。ただし、AviUtlはMPEG2出力が無いためカット編集などはできません
  



  出力拡張ですが、AviUtlに標準についている「VFAPI」の機能を使います。
  説明はジャンパーズホームページプロジェクトファイルの使い方をご覧ください。
  



  また出力に関しては、VFAPIに対応していないソフトへの救済手段として「FrameLoaderプラグイン」を利用します。
  これは、AviUtlのお部屋にてダウンロードできます。
  説明はジャンパーズホームページAviUtlプラグインFlameLoaderの使い方をご覧ください。
  
  これで、必要な入出力プラグインが揃いました。



  補足事項1:DirectShow経由での読み込みは、不安定です。危険を承知の上で、最終手段として使ってください。



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