PCに残る謎を解くシリーズ002話 電源を変えると動き出すPCの怪



PCに残る謎を解くシリーズです。第2回目は、低消費電力で高価なのにダメな電源のお話です。



  はじめに〜低消費電力電源って何?

  電源を消した後でも、LEDを光らせたり、LANを待ち受けたりするために、
  電源には電気が流れています。PCの待機電力というものでで5W程度消費して
  いますが、ACアダプタタイプや高級な電源かつ良いマザーボードと組み合わせると、
  待機電力を2W程度に抑えることができます。



  次に〜電源を変えると動き出すPCの怪って何?

  要するに、マザーボードと電源の相性です。
  マザーボードは20ピン、24ピン、4ピンなどで電気を電源からもらっています。
  12V、5V、3.3Vの電圧で直流電流を電源からもらっているのですが、
  「PC起動時」にのみ定格電圧に達しない電源があると、PCの電源ボタンを
  押しても起動しません。これは700W〜1200Wの大容量電源であっても発生します。



  電源を変えると動き出すPCの怪の解決方法

  電源とマザーボードの相性問題が発生すると、悪い部分の区別がつきません。
  そこで、別の電源をつないでみるとどこが悪いかわかりますが、その別の電源は
  できるだけ80+などの高効率電源じゃないものに交換してください。

  →電源が入る場合→電源とマザーボードの相性
  →電源が入らない場合→マザーボードお亡くなり
  またはマザーボードから他のパーツが電極食いすぎ

  となります。
  なお、POSTして起動はするけどWindowsの起動で落ちる場合は別の問題になります。



  まとめ

  電源は、起動が命。
  高効率で高い電源がいい電源じゃない、安定した電源供給が出来る電源が本物だ。
  そんな電源で大丈夫か?



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