インターレース単位のNRはインターレース解除する時にも使えるのかどうか(2005/3/28更新)



  フィールド分離・結合フィルタがどのようにNRに有利なのかを、インターレースMPEG2で実験してみました。
  かなり曖昧な内容&サンプルなので、できる限りリンクしないでください。



  〜はじめに〜
  インターレースMPEG2はトップとボトムのフィールド2つを1フレームに持っています。
  インターレースMPEG2を展開してみて、1フレームにどうやって2つのフィールドを格納しているのか調べてみたいと思います。

  結果は単純で、トップフィールドとボトムフィールドが「完全に分離」されて保存されてるようです。 →「証拠」
  別々に保存されていると思われる理由は、フィールド表示フィルタを使いフィールドごとに分離した映像に、
  デジタルノイズであるブロックノイズが8×8で表示されているからです。
  フィールド単位の映像で8×8のブロックノイズが出ているということは、フィールドごとに圧縮アルゴリズムが存在するということ
  ではないのでしょうか。(インターレース縞とフィールドのおさらいの内容です)

  これらのことを考慮して、「MPEG-2ソースをインターレース解除するとしても、NRをフィールド単位で動作」させれば、
  インターレースを解除する場合にでも画質が良くなるのではないのでしょうか?という予想を立てて実験しました。



  いきなりですが、実際にサンプルを見るのが早いと思います。更にいきなり結論ですが、NRの効き上がらず逆に下がります。
  
  インターレース解除した後(プログレッシブ化)した後だと、インターレース解除+NRの上下方向アルゴリズムのおかげで、
  右側のフィールド分離中にNRをしたものと比べて縞情報など残っておらずスッキリした映像になります。
  プログレッシブの映像に残る縞はノイズですから、プログレッシブな映像にNRを適応するほうが、
  好ましいということになります。インターレースで保存するなら、縞がプレビューで見えるのは当たり前なのですが。

  つまり、フィールドを残さない(インターレース解除する)場合は、フィールド分離フィルタの意味はありません。
  プログレッシブな「フレーム」としてNRを作用させることが全体的に優れているということになります。
  また、フィールド分離した状態ではNRは効きが悪くなっているということも言えます。

  なおAviUtlでインターレース解除後にNRしたものをサンプルA(RGB経由)とし、
  フィールド分離してNRをしたものを無圧縮で保存しAviUtlでインターレス解除をしたものをサンプルBとした場合、
  1%もの圧縮率の差が出ました。
  (アニメ23.976fps化、NRの数値は[256、1、24]、WMV9VCMコーデックのQBを使ってAVIファイルに圧縮)
  インターレース解除がAviUtlでどのフィルタよりも最初に行われるのは妥当であると言えます。



  結論:インターレース解除するならフィールド分離してNRなどという手間をかける必要はありません。
  インターレースで保存する時に使いましょう。



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